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コマココ小説

  • 2011/10/25(火) 23:35:57

ココ誕!!
ココさんハピバ!!♪
娘の誕生日も無事終わったし、心おきなくココさんの誕生日を祝いたいと思います♪
魔法使いまで後2年!様の企画がなかったら、この小説はありませんでした。
素敵企画、ありがとうございました!!
(ところで、5巻の初版でココの誕生日が9月(それでもサソリ座)になってるって本当ですか? 誰か教えてください。私が持っている11版では10月29日です…)


※ココマじゃありません、コマココです。そこだけご注意を。
カップル成立してます。

以下反転☆


*****


「ココさん、お誕生日、おめでとうございます!!」
「ありがとう、小松君」
自分のためだけに用意された料理の向こうで、愛しい人が笑っている。
それが気恥ずかしくて、ココは照れたように笑った。

想いを交わし合う仲になってまだ日は浅い。
小松の部屋に来るのは始めてではないが、どうにも緊張が抜けない。
目の前に並ぶ料理が、小松が自分の誕生日を祝うために用意してくれたものであれば、なおさら。
私生活での親密な関係というものに、ココはあまりにも慣れていないのだ。
「特別な日なんですから、乾杯しましょう! …あ、ノンアルコールですから!」
二人分のグラスを持って、小松がココの隣に腰を下ろす。
グラスの中身は小松特製ブレンドのフルーツジュースだ。
「この日があったから、ボクはココさんに会えたんです。ボクにとっても、今日は特別な日です」
屈託ない笑顔で、小松が笑った。
その目が、じ…と、ココの目を見つめる
「好きです。ココさん」
とくん…と、心臓が高鳴った。
何度言われても、この瞬間は動揺してしまう。
もっと自然に、この喜びを表現したいのに。
「ボクもだよ」
こんな言葉しか返せないのがもどかしい。
それでも、今はこれで十分だと、ココは思っていた。

このまま乾杯に行くのかと思っていたが、小松は黙ったまま、ココを見上げていた。
「…? 小松君…?」
「ココさんは、ボクの事、好きって言いませんよね」
思いがけない言葉に、ココは戸惑った。
「そう…かな?」
想いを伝えるには自分は言葉が足りない方だと自覚はしている。
好意は、ココなりに何度も何度も伝えてきたつもりだったのだが。
「ねえ、ココさん」
小松が思い切ったように、体ごとココに向き直った。
「ボクの事、好きって言ってください!!」
「えっ…」
「ボクはいつも好きって言ってるのに、ココさんは言わないのって、ズルイです」
ズルイと、言われても。
「ココさん!」
子供のように顔を輝かせて言葉を待つ小松に、ココは必死に考えた。
プライベートでの他人との接触を極力断ってきたココは、自分の本心をぶつけることに慣れていない。
どう言えば小松が納得してくれるのか、分からない。
電磁波を見る限り、どんな言葉をかけても喜んでくれるのはわかるのだが…。
「そうだね…」
未だかつてないほど頭の中を高速回転させながら(ただし同じところをぐるぐる回っていることには気が付いていない)、ココは『小松に「好き」と言う』だけの難題に取り組み始めた。
「一つは、料理人としての姿勢かな。料理人としてどうあるべきか、どう食材や食べる人に向き合うか、それを君は何も気負うことなく至極当然のこととしていつも真正面から取り組んでいる」
「…(ぽかん…)」
「立ち居振る舞いも実にいい。手順には無駄がなく、食材一つ一つの扱いが丁寧で、さらにそこに想いとこだわりが込められている。君の調理は食材の命を奪うものではなく、むしろ新たな命を吹き込み、さらに食べる人と想いを共有したいという気持ちがあるんだ。豪快に、それでいて繊細に食材をさばくその指先が、ボクは、本当に…」
「!!(もうこの際この流れでもいいよ!!とばかりにうんうん!とうなずく)」
「本当に、素晴らしいと思うし、尊敬しているんだ」
「…(がくり☆)」
「…まあ、こんなことは、君とコンビを組んでいるトリコの方が、よく知っていると思うけどね。でも、ボクが惹かれるのはそこだけじゃないよ。君は…」
かすかに言葉を途切れさせ…思い切ったようにココは続けた。
「君は、こんな体質のボクにおびえるどころか、一人の人間として対等に向き合ってくれる。君からボクに触れようとしてくれる。こんなボクを…特別な存在だと言ってくれる」
「ココさん」
何か言いかける小松を手で制し、ココは続けた。
「分かってる。自分を卑下するような言葉はいけないね。それを教えてくれたのも君だ」
一つ、呼吸を整え、ココは自分の想いをぶつける。
「君は、ボクの人生を変えてくれたんだ。ボクの世界は君に出会ったことで色づき、呼吸を始めた。それくらい、君との出会いはボクを変えた。救ってくれたんだ。君のためならボクはどんなことも出来る。命だってかけられる。それくらい感謝してる。いいや、しきれないな。そんな君がボクをたった一人の特別な存在にしてくれたこと、ボクが君を特別な存在にすることを受け入れてくれたこと。これがどれほどの奇跡なのか」
「わかりました! わかりましたから!!」
顔を真っ赤にして、小松が遮った。顔が赤いのは内容が熱烈な告白以外の何物でもなかったからに他ならないのだが。
ココはと言えば、伝わっただろうか…と、ほっとしている体たらく。
「気持ちは、もう知っていますから」
小松が、そんなココの顔を真正面から見上げてくる。
その瞳に、ココの鼓動が再び跳ね上がった。
「早く、ボクの事を好きって言ってください」
「…っ」
自分の顔が耳まで赤く染まるのを自覚しながら、ココは、自分がどれだけこの青年が好きなのか、どう言えばそれが伝わるのか、再びぐるぐる考え始めたのだった。

乾杯まで、もう少し、時間がかかりそうだ。


*****


言っていいですか?

馬鹿だな(笑)

男前小松×乙女ココが大好きです。

小松君は男らしくがんがん押せばいいと思います。
ココさんは自分の感情が整理できなくておたおたしていればいいと思います。

ココが本当に幸せになれるお相手は小松君しかいないと思ったので、誕生日祝いはこれしか考え付きませんでした☆

それにしても、鉄平並みによくしゃべりましたね。
こんなにしゃべるココさんはありえないな…と思いながら、必死にセリフ作ってました(笑)

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